
SOLD OUT
ツタエノヒガサ
ウサギノタスキ コダイ黒
size 親骨(=傘の生地が張ってある部分の骨)の長さ:
47cm
3段折り畳み
タッセルの色 黒
日本製 UV加工済み
ツタエノヒガサは、tutaeeによる日傘のレーベルです。
素材は、黒色染めた地色に、仮想の古の民が描いた幾何学模様を図案化し、注染という技法により表されています。
ちなみに、これも2025年の新しい柄です。
これまでの図案でも、試みは多くない、細かな柄の連続柄で、隙間がないように見えるパターンを作成し、それを柄としています。
実はこの染めの特性上、折り返しのないように見える柄はなかなか難しく、しかもそれを綺麗に染めるのは熟練の技術でしか表せないものとなります。
これは、古典のとある布との出会いが想像を掻き立て、新たな柄への創作と繋がりました、
その古典に敬意を抱きつつ、現代から未来へ繋がっていくことをイメージし、描いた柄となります。
人がまだ言葉を持たぬ時代、その未知の古の民が生み出した模様が、この現代で見つかったら・・・と
仮想の古の民が描いた幾何学模様を図案化しています。
思いを馳せて描いた図案です。
クセはありますが…服に合わせやすく、なかなか付き合い甲斐のある柄ではないかと思います。
注染は全ての行程に人の手が必要な日本にしかない特殊な染め技術です。
まず、先にも記していますが、最初に絵を描きます。
tutaeeが描いたこの原画をもとに、職人さんが手で型を彫り、それを使って注染の職人さんが染めてくれています。
その型を職人さんの“手”によってつくることで、線の強弱などの加減が加わる可能性があることが“味噌”で、
その全てが私どもの原画と完全に忠実ではなくても良いとさえ思っております。
これは、約20年も同じ方々とのお仕事をくり返しておりますので、
お互いの出来ること、出来ないこと、出来ることのさじ加減なども理解している中で、
人の手が関わることで計算だけではない美しさや面白み求めている一面でもあります。
折り畳みの日傘は、tutaeeのスペシャルサイズとして誂えている拡げたときに47cmとなる3段の折り畳みです。
竹製の石突、持ち手、それぞれの色柄に合わせたタッセルなども同様に特別に誂えたものを採用しています。
今年も、暑そうですね。
外出される際、その時を少しでも楽しんでもらえたり、気持ちをあげられる生活の道具になれたら幸いです。
良い日をお過ごしくださいませ。
最後に・・・在庫管理上、在庫数を1としています。
が、これは最後の1本なので急いで決めてくださいというものではなく、
実店舗での在庫も兼ねている為に、管理上その様にしています。
絶対数として生産数は多くないために慌ててお決めいただいた方がいい場合もありますが、そこは慌てず、出来ればじっくり考えてお決めください。
それでは、どうぞ宜しくお願いいたします。
何かご不明点のある方は、 [email protected] へお問合せください。